「大奥」
先週末は、久々の連休に浮かれてうきうきショッピングに行ってきました♪
収穫→靴2足（パンプス＆スニーカー）、薄手のニット、お嬢さんなスカート、気の利いたパンツ、財布しか入らないバッグ。
…なんだこの大散財。浮かれすぎたρ（-ε-｡）
上記↑スカートの素材表示を見た母が「人毛70％だって」と、素で怖いことを言いました…*1。そんなスカート、恐ろしくて履けませんって！
さてさて、突然ですが…先月書きそびれた映画「大奥」の感想です☆ネタバレばっかりです★
【STORY】
- 濡れ場…なんかソフトな感じに仕上がっていて良かったです。
- お信さんとの別れのシーンに思いのほかグッときて、「ここで『第一部（完）』とかになっても良い！」って思うくらいお腹イッパイになりました。
- でも今生のお別れが、あんな風なんて嫌だなぁ。
- きゃあきゃあ言っている呉服之間の面々が可愛くて！完全に「丸々先輩ステキー！」な空気で、彼らこそが大奥の花だと思います。
- 三郎左は、水戸黄門の助格のような感じなのかなぁ…素敵！
- 水野の羽織の流水紋に、抗う術がなく流される事しか許されない大奥の世界を感じました。その流れを変えられる吉宗に会うには、ピッタリの紋様ですな。
- 水野が大奥に入って、どのくらい時間が経っているのか？すごい勢いで出世したのは分かるけど、実際どのくらいの時期を大奥で過ごしたのでしょうかね。
- 松島と鶴岡はキレイで良かった。でも、藤波と松島は…なんか嫌だったw200万の布団は良かったww
- お信と呼んでもいいか聞く水野。いやぁ、そこは我慢しておこうよ…と思うけど、吉宗は許しちゃうもんなぁ。懐が深いぜ！
- 水野のいろんな「はっ」が良かった。大奥入りして慣れないころの「はっ」も、最後の板についた「はっ」も良かった。私の最近の流行は「あ、はいっ！*2」だったけど変えようと思う。
- 水野が死ぬまでの道が、既に出来てしまっていると気付いた杉下の悔しさ。この人、良い人だぁ。
- 町人に生まれ変わったこと、水野家の皆さんは知っているのかな？ご近所のお信さんと結ばれたなら分かるか。そうしたら、水野は無事だということを杉下にもコッソリ教えてあげてほしい。
- お信さん、良かったね！ダンナが居なくても強くやっていける人だと思うけど良かったよ！
- 上様の最終的な相手は三郎左が良いと思う。三郎左の剣の腕前はもちろん、上様を守ろうという気概が素晴らしい。ただ、大岡がライバルっぽいのがなぁ。
- 所々で流れる大奥のテーマ曲は、荘厳さで覆われつつも芯にはどうする事もできない虚しさがあって本当に印象的でした。
- 全体的にすごく良かったです。ただちょっと、時間が足りなかったように思います。「そんな急に！？」な展開があったり。吉宗と水野が心を通わせるシーンも、もうちょっと欲しかったです。
【CAST】
- 水野祐之進（二宮和也）
自分の運命を静かに受け入れていく水野をすごく丁寧に演じていて、「さすが！」なニノ君でした。人の心の中にスッと入っていくことの出来る水野は、ニノ君にソックリだと思います。優男風なのに剣が強いだなんて、そりゃ呉服之間のアイドルになりますわ。
吉宗のカッコ良い事ったら！この映画の中で、一番男前でした。眼力も素晴らしいし、世の中を良くしようって行動もできて…あんな総理がいたらいいのになぁ。柴崎さんの存在感は、強く美しく賢い吉宗をより魅力的にしていたと思います。
- お信（堀北真希）
可憐だったなぁ。ダンナがいなくなった後も（そりゃ悲しんだだろうけど）普通に暮らしていて、お信さんの図太さを感じましたw芯の強さと可愛さを併せ持ったお信は、堀北さんの印象とピッタリでした。
思わず一緒くたにしちゃうくらい嫌な人達でした（←褒め言葉）。蔵之介さんは特に、ずる賢い感じが何ともww玉木さんの所作は美しくて、鶴岡くんが惚れちゃうのも分かる気がしました。
- 杉下（阿部サダヲ）
あんなに落ち着いているサダヲさんを初めて見ましたw水野が垣添くんに思い出を残してあげるシーンでは、笑い方が上品で！水野とは絶対的な上下関係が出来たけど、御三之間時代の感じがして好きでした。「水野亡き後の杉下さんが、幸せに暮らしていると良いなぁ」と思うくらい、良い杉下・良いサダヲでした。
- 加納久通（和久井映見）
原作のイメージ通り！物腰は柔らかく、でも一筋縄ではいかない感じが、そのまんまでした。楽勝に見えて、実は難攻不落の久通。カッコ良いなぁ！和久井さんは“必殺”のようなパリッとした役より、こういう役が好きです。
大岡越前！時代劇で一番好きなのが大岡越前なので、なんだか嬉しかったです。吉宗・久通と3人で庭を散策しつつ話し込んでいるシーンが、「切れ者3人、夢の競演！」っぽくて好きでした。
水野家のお姉さん。始めは「毒にも薬にもならない役なんだろうなー」とか失礼なことを思っていたのですが、水野の病死を告げられた時の演技がとても印象的でした。薄幸そうな役だったので、もっと幸せそうな姿が見たかったです！（パンフを読んだら、元宝塚の娘役トップの方なのですね。成程なたたずまいでした。）
正直期待していなかったのですが、ムッとした感じがすごく自然で良かったです。セリフ回しがわざとらしいイメージがあったのですが全然そんな事はなく、出演時間が短いのが残念なほどでした。（私が見れてないだけかもですが）もっと演技のお仕事をやってほしいなぁ！
- 鶴岡（大倉忠義）
見目麗しい大倉さんでした。私は昔からナゼか“髪の長いキレイな男の人”に惹かれる*3性質でして、「だから今回、こんなに大倉さんにときめいたのかー！」と納得しました。
そんな鶴岡くんですが…あぁ、切ない！とにかく切なすぎる！鶴岡の切腹シーンで、一番泣きました*4。あの若さ、あの剣の腕前、あの美貌…いろんな才能を兼ね備えた鶴岡が自ら死に向かって行かねばならない大奥は、なんて苦しく重い世界なのだろう。大奥に翻弄された鶴岡の心の暗さを思うと、本当に苦しい。介錯してあげた水野も、さぞや辛かったろうにね。二人が大奥でなく、町の道場で出会っていたら、お互いを高めあう良いライバルになっていただろうになぁ。
とにかく大倉さんの元気な姿が早く見たいです。
生で見て「大丈夫。元気に生きてる」って確認したいです。
って事で、∞コンin福岡（10日）は大倉さんの生存確認を第一目的にしようと決めました。今はもう金髪で外人のような大倉さんですが、元気でいてくれたら満足です。
いつも通り張り切って前乗りなので、出発はー…0時過ぎたので既に今日！今は荷作りから逃避中ですw何しろ初めての九州なもので、「どの程度の洋服で行けばいいのか」等いろいろ分からず軽くパニックですヽ（@д@;）ﾉ
そして、距離感も分からないので旅程がちょっと心配★*5滞りなく旅が進みますように！…それより、無事に荷作りが終わりますようにー！
CDTVの占いでは「旅先で素敵な出会いが！」だったので、大いに期待して向かおうと思います♪
読み返してみたら異様に長くて驚きました。私、壮大な現実逃避を繰り広げていたようですねw（←いや、笑えないって！）
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございましたーヾ（≧ω≦）
